Webライターが案件獲得するのに最重要といっても過言でないのが、自己PR文です。クライアントはライターのPR文を見比べて誰に発注するかを決めます。自己PR文で他ライターとの差別化を図ることができれば、案件がどんどん舞い込んでくるようになります。この記事ではWebライターの自己PR文をどうやって書けばいいのかその極意を伝授しています。
副業でwebライターの仕事を選ぶ人は増えてきています。
しかし、webライターの自己PRって何を書けばいいの?案件を獲得しやすい自己PRの書き方は?と悩んでいませんか?
webライターは在宅ででき、誰もが日常的に行う「文章を書く」という作業のため、未経験の方でも始めやすいと感じる副業…。ですが、未経験者のwebライターの方は特に、自己PRをしっかりと書かなければ案件を獲得するのは難しいです。
今回は効率的に案件を獲得するための、webライターの自己PRの書き方・注意点について紹介していきます。
ポイントを踏まえれば、もうwebライターとしての自己PRで悩むことはなくなり、スムーズに案件獲得でき、単価アップも可能ですよ!
- 案件獲得につながるPR文の書き方
- Webライターおすすめの資格
- 自己PR文を書くときの注意点
Webライターの効果的な自己PRの書き方
自己PRはクライアントが一番初めに目にするものです。
良い印象を与えるためにも工夫して書く必要があります。
webライターの一番はじめの業務だという位の心構えで取り組みましょう。
効果的な自己PRを書くためには以下の3つのポイントを意識するだけで大分全体的に自己PRの内容が改善されます。
丁寧な挨拶を心掛ける
挨拶は自己PRの顔ともいえる重要な要素。挨拶ができないと、コミュニケーションの基本もできない人だと受け止められてしまいます。挨拶を追加するだけでも、文章全体の雰囲気も変わります。自分がどんな人なのかを相手に伝えるためにも挨拶はしっかりとしましょう。
また、この挨拶時に文章力をチェックしているクライアントも多く、分かりやすさや誤字脱字にも注意が必要です。
実績を記載する
実績も重要視される要素の一つです。
クライアントに貢献できることを示すための大きな材料となるので明確に記載しましょう。
例えば、実際に執筆した半数・サイトへの貢献度・SEOの実績など具体的な数字を入れるとより明確に実績を伝えることができます。
初心者で実績があまりない方は、案件の内容に沿った体験も記載するのもアピールポイントとなりますよ。
具体的なスキル・資格を記載する
具体的なスキルや資格があるとクライアントが採用しやすくなります。
重要視される部分の1つなのでしっかりと書きましょう。
ただし、普通運転免許などライティングに関係ない資格を書いても何の効果もありません。
Webライティングに関連する資格を持っていると、クライアントは「このライターはしっかり勉強していそうだから依頼してみよう」となります。
クライアントとライターは直接顔を合わせて綿密にコミュニケーションを図るわけではありません。
そのため、確固たる資格があるとクライアントの判断材料となるので、案件獲得の大きな武器となります。
Webライターが保有しておくとクライアントからの評価が上がる資格についてこれから紹介していきます。
Webライターにおすすめの厳選資格2選
- WEBライティング技能検定
- ビジネス著作権検定
Webライターにおすすめの資格はこちらの2つです。
Webライターの仕事に関する民間資格はいくつかありますが、マイナーすぎるとクライアントも知らずにいい反応を得ることができません。
これから紹介する2つの資格はライティング・ブログ界隈では有名なので、保有していることで評価が上がりやすくなります。
1.Webライティング技能検定
Webライターが1番取得しておきたい資格はWebライティング技能検定です。
WEBライティング技能検定は、WEBライティング業務を行うためのライティング技術やビジネスマナー等に関する知識を問う検定試験です。
この試験に合格すると、WEBライティング実務士という保有資格を名乗ることができます。
この資格を持っていると、クライアントからの信頼度が高まります。
また、WEBライティング実務士は各クラウドソーシングサイトで使うことができるWEBライティング実務士IDが付与されます。
この合格者IDを使うことで様々な特典を受けることができます。
- ランキングポイントが2倍付与
- 1年間の獲得ポイントが10万円分を超えると1万円分ボーナス付与
- 案件の優先配信
知識がつくだけでなく、このようなお得な特典があるので、Webライターはぜひ取得しておきたい資格です。
仕事が優先的に配信されることもあるようなので、案件獲得につながりやすいのも大きなメリットです。
2.ビジネス著作権検定
ビジネス著作権検定は著作権に関する知識力を問う検定試験です。
現代はインターネットを使って簡単に情報収集することができます。
納品した記事が「知らないうちに著作権を侵してしていた」というケースも見受けられます。
ビジネス著作権検定は、著作権について理解を深めることを目的としています。
Webライターとして押さえておくべき内容ですが、Webライティングの知識・技術向上につながるわけではありません。
優先度としてはWEBライティング技能検定の方が高いといえます。
Webライター自己PRの細かいポイント
多くのライターが重要な要素をしっかりと備えた自己PRを提示します。
では、案件を獲得するためには周りと差をつけ、クライアントの目を引き付けるような自己PRを書く必要があります。
ここでは、周りと差をつけ、さらに報酬アップが狙える自己PRのポイントを紹介していきます。
経験の少なさを露呈しない
クライアントは外注で失敗したくないというのが本音です。
そのため、PR文に初心者・未経験という用語が入っていると積極的に採用したいとは思いません。
とはいえ、初心者やまだ実績が少ないという方が、「実績あります」「経験豊富」と説明するのにも無理があります。
まず、実績は盛らずに記載しつつも「初心者」「未経験」というワードは使わないようしましょう。
一方でどれだけクライアントの要望に対応できるか、なぜこの案件に自分の採用が必要なのかをしっかりと記載するようにしましょう。
箇条書きを使って見やすくする
クライアントは沢山いる候補者の中からライターを選ぶので、読みづらい自己PRは読んでくれない可能性もあります。
そのため、伝えたいところは積極的に箇条書きを使いましょう。
もちろん箇条書きだけではいけませんので、文章全体バランスを考え、自分がアピールしたい部分や案件に沿ってクライアントの利益になる部分を強調しましょう。
語尾が同じにならないようにする
語尾に気を付けるのも、読みやすい自己PRを書く為の重要なポイントです。
同じ語尾が連続して続いてしまうと、ぶつ切れで読みづらい文章となってしまいます。
そのため、読みやすい文章にするためにも文の語尾を意識して書きましょう。
基本的な文章力が見られていると思って、読み返しながら注意深く書きましょう。
1文を短くする
Webライティングの基本に1文を短くするというものがあります。
自己PR文でもこの鉄則を意識して文章作成するようにしましょう。
PR文が長文だと、文章を読んだクライアントは「このライターは本記事も長文で読みにくいだろうなあ」と想像して仕事を依頼しなくなってしまいます。
以下のPR文章をご覧ください。
Webライターとして多くのジャンルを経験していてこれまでに旅行記・オンライン英会話・スポーツ系などを執筆しました。その中でも得意ジャンルはオンライン英会話であり、オーストラリアに海外留学の経験もあってTOEIC800点、英検2級を保有しています。これまでにWebライターとして多くのジャンルで執筆経験があります。
1文が長くてまとまりがなく、読む気がなくなりますよね。
こちらは1文を短くした自己PR文です。
これまでにWebライターとして多くのジャンルの執筆経験があります。
<執筆ジャンル>
・旅行記
・オンライン英会話
・スポーツ
・商品レビュー記事
・筋トレ
・ダイエット
中でも得意ジャンルはオンライン英会話です。1年間のオーストラリア留学経験があります。
<英語力>
TOEIC800点 英検2級
1文が短くなったことで読みやすいですよね。
箇条書きも利用することでストレスなく内容が頭に入ってきます。
自己PR文をみてクライアントはだれに案件依頼するかを決めます。
読みやすい文章になるように心がけましょう。
webライターが自己PRを書くときの注意点
次に、Webライターが自己PRでやってしまいがちなNGポイントについて紹介していきます。
Webライター未経験者の方だけでなく、経験者の方も気づかないうちにNGな自己PRになっているかもしれませんよ?
スキルと実績を偽らない
案件を獲得したいからと言って、スキルや実績を偽るのはNGです。
実際にライティング作業に移った際にその嘘は記事の出来栄えで現れてしまいます。
絶対に嘘を書くのは止めましょう。
もし、webライター初心者でスキルや実績で書くことがないというときは、未経験者を歓迎している案件などに応募してみましょう。
未経験歓迎の案件は、報酬単価が高くない場合がほとんどです。
あくまで実績を積むためだと思って取り組みましょう。
無理な稼働可能時間を提示しない
無理な稼働時間を提示してやる気を示したとしても、期限内に案件を終わらせることができなければ意味がありません。
また、何度も期限に間に合わないということが起こると、クライアントの信頼を失い、案件までも失う危険性があります。
嘘の稼働時間を提示することはご法度です。
正直に自分ができる範囲の稼働時間を提示することを心掛けましょう。
PR文は真摯かつ積極的にアピールしよう
今回はwebライターの自己PRの書き方・注意点を紹介しました。
一つ一つのポイントを頭に入れて書くことで完成度の高い自己PRになります。
実績や経験が浅いうちはなかなか案件を獲得することができない…なんてこともあるでしょうが、1つ1つ丁寧に応募していくことが重要です。
自分のできる範囲で確実に実績を積みましょう。
また、自己PRを書いていくことでスキルアップにも繋がったり、自分を俯瞰して見ることもできます。
全てこれからの仕事につながると思って取り組みましょう。