【実は狙い目】理学療法士・作業療法士が1人職場で働く5つのメリットと4つのデメリット

1人職場ってなんかよさそう!!

この記事ではPT・OTの1人職場のメリットとデメリットを解説するよ

理学療法士・作業療法士で1人職場に憧れる人やどんな様子が知りたいという方は多いと思います。

ぼく自身、1人職場で理学療法士をしたことはありません。しかし、大学時代の友人で1人職場で理学療法士をしている人が数名います。今回はその友人たちから1人職場の様子を聞いてみたので、その内容をまとめてみたいと思います。

目次

1人職場で働く理学療法士はどのくらいいるのか

まず、はじめに1人職場で働く理学療法士がどのくらいいるのか見てみましょう。

1人職場で働く理学療法士の数

日本理学療法士協会の統計データに理学療法士の所属人数別の施設数の一覧がありました。

こちらのデータはあくまで施設数なので理学療法士の数を直接反映してわけではありません。

このデータをもとに理学療法士が働く職場の人数はどのように分布しているのか計算してみました。

その結果がこちらです。

正確な数値は出せないので、あくまで目安程度にしてください。

1位31人以上
2位21〜30人
3位11〜15人
4位16〜20人
5位1人

ただしこのグラフから1人職場で働いている理学療法士人数が第5位なのがわかります。

8000名程度と意外に多いね

1人職場で働く理学療法士の勤務先

引用:PT・OT・STってこんな人|月刊ケアマネジメント

こちらのデータは理学療法士・作業療法士の勤務先の割合をしめしたものです。

どちらも病院勤務が1番多く、その割合はPT:63%、OT69%となっています。

病院だと総合病院や回復期病院などに勤務しているセラピストが多いと思います。こういった施設では対象患者数が多いため、大人数のセラピストを雇用している場合が多い印象です。

1人職場の環境になりやすいのは

  • 介護施設系
  • 介護居宅系
  • 小規模の個人クリニック

などです。

1人職場を探している方はこういった施設を検討するといいと思います。

PT・OTが1人職場で働くメリット5選

友人の意見を参考に1人職場のメリットを紹介するよ

年収がアップしやすい

1番のメリットは高待遇になりやすいということです。

1人職場だと、必然的に部門長となるので、その分役職手当などで給料が高くなるケースが多いようです。

厚生労働省の賃金構造基本統計調査を基にすると、理学療法士の平均年収は約409万円になります。

1人職場で働いている友人はこの平均値より100万円以上高い年収をもらっているとのことでした。

(※必ず高待遇が約束されるわけではありません)

1人職場いいなあ!!

上司から受けるストレスがない

これも大きなメリットではないでしょうか。

1人職場では嫌なことを言ってくる上司はいません。

また

「もっとこうしたらいいサービスを提供できるのになあ」

と思っていても組織が大きいと自分の意見が通らないことは多いと思います。

しかし、1人職場だと自分の裁量で業務の円滑化やサービスの質向上に向けたアクションを起こすことができます。

「自分の考えでよりよくしていきたい」

こんな気持ちがある方には1人職場は向いているのではないでしょうか。

責任感が身につく

よくもわるくも1人職場は自分次第です。

自分で何かミスをしたときに責任をとってくれる上司は先輩はいません。

そのため、自分の行動に責任感を持って日々の業務を取り組むことができるようになります。

職場内で地位を築きやすい

上司がいると、他部署と細々とした事案に対するコミュニケーションをとることは少ないと思います。

しかし、1人職場では臨床業務以外の調整も自分で行っていきます。

そうすると、組織内のいろいろなスタッフの人と関わりを持てるようになります。

きちんとコミュニケーションをとっていると施設全体で信頼関係を構築することができます。

そうすると、他部署へのちょっとした報告や連絡もしやすくなりますし、頼られることも増えます。

そういった環境で仕事ができるのはとても心地がいいはずです。

仕事が楽しくなる

1人職場では能動的に働くことができ、他部署スタッフとの交流も自然と増えていきます。

ただ、漫然と理学療法業務をこなすのではなく、自分の裁量で仕事ができると毎日楽しく業務を遂行できるようになります。

PT・OTの1人職場メリット
  • 年収が上がりやすい
  • 上司からのストレスがない
  • 責任感がつきやすい
  • 職場内での地位を築きやすい
  • 能動的に楽しく仕事ができる

PT・OTが一人職場で働くデメリット

次は1人職場のデメリットだよ

実地指導の対応とプレッシャーが大変

医療・介護ともに実地指導といって外部機関が診療記録などに不正がないかチェックしにくることがあります。

このとき、重大な過失があると、診療報酬を返戻しないといけなくなる可能性があります。

そのため、日々の診療録などをきちんと管理して記録も正確に行わない必要があります。

上司がいれば、診療録のチェックをしてくれますが、1人職場の場合はそうもいきません。

自分で日々の業務で必ず記録しておかないといけない事項などを頭に入れてないといけません。

また、実地指導の前には否応なくプレッシャーを感じることになります。

相談できる人がいない

先ほどの実地指導の話とつながりますが、1人職場では基本的に相談できる人がいません。

上司・先輩がいれば難渋症例のアドバイスをもらったり、実際に状態を見てもらうことができます。

1人職場ではこのような理学療法の技術的な相談をタイムリーにできないというのは大きなデメリットになります。

長期休暇の取得に気がひける

これは友人が言っていましたが、有給休暇をとりにくいというみたいです。

これは理学療法士数が多い施設との大きな違いです。

理学療法士が多い職場だと代行でリハビリをしてくれるので、割と気兼ねなく長期休暇をとりやすいです。

しかし、1人職場だと自分が休むとリハビリが休止してしまいます。

海外旅行などが好きな方は長期休暇を取得できるのかは転職前に確認するようにしましょう。

退職しにくい

これも1人職場あるあるです。

自分が退職してしまうと、リハビリができなくなるので、退職を言い出すには勇気がいります。

しかし、やむ得ない事情や新しいことに挑戦したり、働くのが辛くなった人は無理に続ける必要はありません。

自分の人生は一度きりなので自分にとって最善の判断をするようにしましょう。

ただ、施設としては次のスタッフを補充する必要があります。

そのため、退職を決心したらなるべく早く施設に意向を伝えるようしましょう。

PT・OT1人職場のデメリット
  • 実地指導のプレッシャーがある
  • タイムリーな相談ができない
  • 長期休暇をとりにくい
  • 退職しにくい

1人職場の理学療法士は能動性が大切

自分の裁量でアクションを起こしたいという方には1人職場はおすすめです。

また、年収アップも見込めるので責任感持って働いてその分、高待遇をゲットしたいという方はぜひ1人職場を探してみてください。

一方、他部署とコミュニケーションをとって細かい調整をしたり、記録業務を正確にこなせる自信がない人には1人職場は巻いていません。そういった方でどうしても1人職場がいいという方は今回話した内容を参考にして今のうちから自分の総合的なスキルを高めておくようにしましょう。

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