webライターと一言でいってもたくさんの執筆ジャンルや領域があります。この記事ではwebライターが取り扱う執筆ジャンルを総まとめしています。また、ライターが案件獲得できれば、高確率で稼ぐことができる「ドル箱ジャンル」も紹介しています。ぜひ、記事のジャンル一覧をみて自分がライターとして攻め込む領域選定の参考にしてください。
webライターは誰でも挑戦できる仕事だといいますが、なかには「どんなジャンルの記事を書くの?」と疑問に思っている人もいるのではないでしょうか。
webライターとして仕事としていると、執筆依頼の多いジャンルもあれば、ほとんどないジャンルもあるなど差があります。そのなかで自分が書けるジャンルかどうかによっても変わってくると思います。webライターに多いジャンルを一覧にして紹介していきます。
webライターが執筆する目的別ジャンル一覧
webライターの多くは企業から依頼を受け、記事を執筆しています。
そのため企業によってもさまざまなジャンルがあり、そのなかで受注できるジャンルとそうでないものが出てきます。
企業メディアの執筆になると、もともとWEBサイトの制作に力を入れているところも多く、マニュアルなどしっかりと準備されていてFBもありますし、初心者でも取り組みやすいといわれています。
一言で企業メディアといっても実はジャンルが幅広く、執筆する内容も違います。
- コラム記事
- SEO記事
- レビュー記事
- ニュース記事
- シナリオライター
1.コラム記事
コラム記事を執筆する場合、決められたキーワードやテーマについてあなたの意見や経験などをもとにまとめていきます。
2.SEO記事
SEO記事はGoogleなどで検索したときに上位表示されるように戦略的に執筆する記事です。
SEO記事に対応するにはSEOの知識が必須です。
また、何か商品やサービスに誘導するようなアフィリエイト記事であれば、いかにユーザーの購買意欲を掻き立てるかが重要になります。
読者の購買意欲を高めるようなスキルをセールスライティングといいます。
セールスライティングができるライターは重宝されるので、最低限の型を学んでおきましょう。
セールスライティングの本で秀逸なのがこちらです。
こちらの本は読者の心理を3パターンに分けてそれぞれに合ったセールスライティングをテンプレ化して紹介してくれます。
384ページあって内容も濃密なのでかなり読み応えがありますが、逆にセールスライティングはこれ1冊を読みこめば十分です。
SEO記事が1番需要が多い
3.レビュー記事
何か商品やサービスを使ってみてその感想をまとめるタイプです。
レビュー記事を書く際もSEOの知識があると、クライアントから喜ばれます。
レビュー記事は商品のサンプルをもらえることがある
4.ニュース記事
他にもとにかくスピード重視なのがニュース記事です。
文才よりも起きた事象を正確に書き記す能力が必要です。
5.シナリオライター
物語が好きな人や発想力のある人は「シナリオライター」がおすすめです。
最近はユーチューブのシナリオライターの募集が増えてきています。
今後需要が増えることが予想される領域ですが、想像力豊かな人でないと継続的に稼ぐのは厳しいです。
webライターの執筆ジャンル一覧
ここまでwebライターのジャンルを形式別にまとめました。
つぎは具体的な執筆ジャンルを一覧にして紹介したいと思います。
今回、紹介しないジャンルでも実際には案件募集が出ることもありますので、その点はご了承ください。
ジャンル名 | 案件数 |
---|---|
スポーツ | 多 |
ゲーム | 多 |
ホビー | 多 |
美容・脱毛 | 多 |
恋愛 | 中 |
婚活 | 中 |
マッチングアプリ | 中 |
金融 | 中 |
転職 | 中 |
不動産 | 少 |
引っ越し | 少 |
webライターで稼ぎやすいおすすめジャンル一覧
webライターを始めたばかりの初心者のうちは、自分の経験談や好きなこと、趣味などを活かしたよく知っているジャンルから始めるのをおすすめします。webライターの仕事は慣れも重要になってきます。知らないジャンルで一から学ぼうとするよりも、知っているジャンルでwebライターのノウハウをつけていくほうが、とりかかりやすいと思います。
実際にwebライターで稼ぎやすいといわれているジャンルを紹介します。
- 美容・脱毛ジャンル
- 恋愛・婚活ジャンル
- 金融・投資ジャンル
- 転職ジャンル
- 不動産ジャンル
それぞれの特徴を紹介していきたいと思います。
1.美容・脱毛ジャンル
webライターで執筆の依頼が多いジャンルといえば、脱毛などの美容分野ではないでしょうか。
男女問わずに脱毛に興味を持つ人が増えていること、一定のニーズがあるため、通年通して見かける定番のジャンルでもあります。
実際に脱毛経験があれば、それを活かした執筆ができますし、単価なども高めに設定されています。
美容系でもスキンケアやメイクなどの記事はほとんど案件としてないケースが多く、応募者も多いので難しいかもしれません。
薬機法なども含め言葉の言い回しがあるため、脱毛のほうがシンプルでわかりやすいと思います。人気のジャンルなのでライバルが多く受注しにくいと感じることもあります。
医薬品等の品質・有効性・安全性の確保などによって保健衛生の向上を図ることを目的とした法律です。医薬品等は人体に効能や効果をもたらす一方、副作用が生じる可能性もあり、それらの品質や有効性、安全性の確保を保つための法律です。
薬機法で商品効果を直接的に表現するのがNGになっているのでライターは注意が必要です。
例えば、ヘアトリートメントのレビュー記事を書くとします。
このとき「傷んだ髪を修復」と表現するのはダメです。一方、「毛先までしなやかに」という表現は大丈夫です。
ニュアンスの違いなので、微妙なところですがこの辺りにも気を配る必要があります。
詳しくは下記資料をご覧ください。
2.恋愛・婚活ジャンル
いつの時代も恋愛に悩むものですし、婚活(結婚相談所など)を利用したいと考える人が多いのではないでしょうか。
意外と周りに相談しにくいジャンルなのもあり、執筆の依頼も多く見かけます。
恋愛のノウハウはもちろん、出会い系のマッチングアプリの需要も高く、なかには実体験を記事にしている人もいます。
自分の恋愛話や経験をテーマにできるため取り組みやすいジャンルといえます。
専門用語もほとんどないので初心者向きのジャンルとしても、おすすすめです。実体験を活かせると、より内容も濃いものになります。
恋愛・婚活ジャンルは専門知識がなくても書きやすい貴重なジャンル
3.金融・投資ジャンル
長く人気のあるジャンルとして金融や投資は定番です。
例えば資産運用やFX、株、仮想通貨などもそうですし、家計のやりくりなどのノウハウなどもあります。
特に資産運用を国で勧める動きもあるため、今後需要が高まっていくジャンルだと予想できます。
もともと銀行で勤めていてファイナンシャルプランナーの資格を持っている人や、証券会社に勤めた経験があれば、高単価の記事を受注できる可能性があります。
誰もが興味のある分野ながら、金融系は執筆する人が少ないのか、意外と受注しやすいのもありおすすめです。
金融・投資ジャンルは圧倒的に稼ぎやすいジャンルですが、高度な専門知識がないと案件受注ができません。
4.転職ジャンル
長く需要のあるジャンルになり、転職のノウハウから働き方に関する記事まで幅広く募集しています。
特に働き方改革などで変化しているタイミングなのもあり、今までの仕事環境を見直す人も増えています。
キャリアについて考える人が多い分、需要が高くなっているため、挑戦しやすいと思います。
また、資格を活かした仕事の経験がある人は実体験も活かしながらその分野を広げていくのがおすすめです。
転職はなくなるジャンルではないので、働き方も含めたジャンルとしてライターの実績を増やしていくのがおすすめです。
近年は各仕事領域の転職サービスが普及しています。そのため、一般転職だけでなく、専門職の転職情報についての執筆案件が増えています。
5.不動産ジャンル
住宅関係のジャンルはいつでも人気があるため、高単価の案件になりやすいといわれています。
不動産投資などの金融がらみの記事もあれば、リフォームやリノベーションなどの中古住宅にかかわることなど幅広く存在します。
人間が生活していくうえで住まいは欠かせないものですし、時には専門知識が必要になることもあります。そのため勤務経験のある人や、有資格者、過去に執筆した経験があるなど経験者採用になっていることもあります。
家を購入した経験のある人は、その実体験を活かした記事などもおすすめです。
webライターが稼げるジャンルの特徴
webライターが稼ぎやすいジャンルについて紹介しましたが、実は高単価の案件にはいくつか共通点があります。
webライターとして働くためにもある程度の単価は維持したいと考えている人もいるのではないでしょうか。
いかに単価を高くして稼ぐのであれば、見極めるための特徴があります。
1.需要が高い記事
どんな記事もユーザーに読んでもらえなければ意味がありません。
そのため、いかに需要が高く注目されているかどうかが重要になってきます。
注目度やどの程度の検索数のあるキーワードなのかは、Googleを使えば確認できると思います。
需要が高いと紹介料やアフィリエイトなどの報酬も高く設定されています。
webライターに依頼しても、十分にもとが取れると考えると、高単価案件として募集している場合も多く、稼ぎやすくなります。
2.専門性が高い記事
ジャンルによっても変わってきますが、専門性の高いジャンルはそもそも執筆できる人が限られてしまうこともあり、稼ぎやすいジャンルとして知られています。
なかには信頼性を高めるために有資格者のみのライターを募集していることも。継続案件につながりやすく、安定的に稼ぎたい人にも向いています。
専門知識を活かせるジャンルがあるか、探してみるといいかもしれません。
ライターのジャンル一覧を参考に得意領域を伸ばそう
webライターにおすすめのジャンル一覧で紹介しました。
思っている以上にジャンルの幅が広く、執筆できそうだなと思えるものも多かったのではないでしょうか。
webライターとして実績を積むためにも、まずはどんどん記事を執筆していきましょう。
そのなかで、自分が書きやすいジャンルとそうでないジャンルも見えてきますし、高単価案件にもつながりやすくなっていくのではないでしょうか。