理学療法士の転職面接でよく頻出質問集20選!転職4回PTの実体験に基づく有益情報

目次

ぼくの転職経験

ぼくの転職歴
  • 急性期病院
  • 非常勤クリニック
    (面接→数日後採用通知)
  • 療養型デイサービス
    (先輩が経営していたので面接はなし)
  • 機能特化型デイサービス
    (面接→即日採用決定)
  • 整形外科クリニック
    (面接→即日採用決定)

転職できた施設しか記載していませんが、面接したけど不採用になったこともあります。

理学療法士業界の転職面接の特徴

大きなグループ施設だとないですが、個人クリニックや人事の決裁権がリハビリ科内にある場合は面接して即日採用になることもあります。

前述のとおり、ぼくも4回転職したうちの2回は面接終了後に採用通知をしていただきました。

つまり、理学療法士の転職面接ではそのときの印象や受け答えがとても重要です。

これから理学療法士の転職面接でよく聞かれる内容や採用側がどんな人材を求めているかを把握して転職成功につなげましょう。

理学療法士の転職面接はその場採用もありえる!

採用側が転職理学療法士に求めるもの

転職PTの場合、基本的に経験年数を重ねた理学療法士なので、雇用側が求める人材というのは新卒者とは異なります。

そのため、おのずと面接の質問内容も新卒者とは違ってきます。

まず、採用側が既卒理学療法士に何を求めているかを把握することが転職を成功させる第一歩となります。

これまで勉強をしてきたか

既卒理学療法士には後輩育成をお願いしたいと考えている施設が多いです。

そのため、後輩育成を任せられるくらいこれまで理学療法の勉強を積んできた人材を求めています。

既卒理学療法士が転職面接に臨む際はこれまでの勉強経験を聞かれる可能性があることを念頭に置いておきましょう。

面接で聞かれた勉強に関すること
  • どんな研修会に参加したか
  • 学会発表はしたことがあるか
  • 普段どんなアプローチをしているのか

ぼくの場合はこのようなことを聞かれたことがあります。

アカデミックを重視する人だと学会発表したことがあるか聞かれるかもしれません。

ただ、理学療法士で学会発表の経験がある人は少ないと思います。

ウソはよくないので、ないことはないと正直にいいましょう。

ただし、マイナス印象で面接が終わらないように自分が頑張ってきたことをアピールしてプラス転換するようにしましょう。

具体的にはこんな感じです。

学会発表をしたことはありませんが、その分文献や書籍を通して理学療法に対する知見を深める努力は続けてきました。

今まで参加した研修会や読んだ書籍などは事前にリストアップして説明できるように準備しておきましょう。

得意分野があるのか

これもよく聞かれます。

転職理学療法士にはスペシャリストとしての活躍を期待されていることが多いです。

ぼくが転職した整形外科クリニックの場合は一般整形は対応できるPTがいるけど、スポーツ理学療法が得意な理学療法士がいなくて困っているといわれました。

そんなときに自分の得意分野があって施設側の希望とマッチすれば採用は間違いないと思います。

何か自分に理学療法領域の中で得意分野があれば、それだけひたむきに勉強をしてきたということが伝わり、面接で好印象を与えられると思います。

ぼくには得意分野なんかないよ

こんな方も心配はいりません。

その場合は自分が興味がある分野や勉強していて楽しい分野があるはずです。

そのことをこんな感じでアピールしましょう。

自分は特に◯◯分野の理学療法に興味があります。これまで◯◯分野の書籍や文献・研修会などに積極的に参加して知見を深めてきました。今後も◯◯分野に対する知見を深めてより専門性を高めて質の高いサービスを提供できるようにしていきたいと考えています。

人間関係に問題がないか

新卒理学療法士だといきなりエラぶる人はそうそういないはずです。

しかし、既卒理学療法士の場合、中には今までの実績や経験を振りかざして転職先でもいばりちらす人がいます。

そして、職場の雰囲気や人間関係を乱す人も存在します。

採用側はこのような人間関係を乱されることを最も危惧しています。

そのため、人間関係に問題ないか、また横柄な態度がないかはチェックされていると思ってください。

これは面接のときだけ注意すればいいという話ではありません。

もし転職が無事決まったらきちんと礼節を持って入職するようにしましょう。

転職面接で聞かれる質問例と回答案

ここから理学療法士の転職面接でよく聞かれるまたは実際にぼくが質問された内容を紹介していきます。

理学療法士の資質を問うような質問もあるので、ぜひ頭に入れて回答を用意しておきましょう。

1.基本的な面接内容

まずどの面接でも聞かれるような定型的な質問例を紹介します。

自己紹介

自己紹介をしてください

第一印象は重要です。月並みですが、元気よくハキハキと自己紹介をしましょう。

志望動機

なぜ、当施設に入職希望されましたか?

転職理学療法士の場合は「あなたを雇用することでウチにどんなメリットがありますか?」ということを遠回しに聞いてきます。そのため「自宅に近かったため」などの回答は当然NGです。施設の特徴を踏まえて自分の長所を生かせる内容を話すようにしましょう。

職歴

これまでの職歴を教えてください。また前職ではどんなことに力を入れていましたか?

転職理学療法士にはよく聞かれる質問です。質問の意図としては前職でもきちんと職務・責務を全うしていたのかを確認しています。正直に答えればOKですが、「毎日丁寧をリハビリを心がけていました」では少しパンチに欠けます。もう少し具体的に掘り下げて回答するようにしましょう。解答例はこちらです。「リハビリ中に患者さんと話していると病棟ADLで苦労していることに気づきました。そのため、質の高いリハビリの提供を心がけるだけでなく、病棟ADLを上げるためにはどうすればいいのかに注力しました。具体的にはちょっとした空き時間に病棟に顔を出して困っている動作がないか確認して必要に応じて環境設定やソックスエイドなど自助具の利用を提案していました。」このように自発的な行動をしていることをアピールできれば評価がグッと高まります。

2.転職理学療法士に多い内容

次は転職理学療法士だからこそよく聞かれる質問内容を紹介します。

さきほど採用側が転職理学療法士に求めるもので紹介したように必要な人材かを見極めるための質問を投げかけられます。

ここで的確かつ魅力的な返答ができれば採用がグッと近づくのでぜひ参考にしてください。

勉強経験

今までどんな勉強をしてきましたか?

これまで自分が勉強したてきたことを話しましょう。書籍や◯◯アプローチなどなんでもいいです。ポイントは「学ぶ姿勢があり、これまで研鑽を積んできましたよ」ということを伝えましょう。

今までどんな研修会に参加しましたか?

これも説明できるようにしましょう。今まで参加した研修会は忘れていることもあると思うので、事前に振り返ってリストアップしておきましょう。

今まで学会発表をしたことがありますか?

なければないと正直に答えましょう。ただ「ありません」で終了するともったいないのでマイナスをプラスに転換する回答をしてみましょう。詳しくは前述の「これまで勉強をしてきたか」の解説を参考にしてください。

得意分野

得意な疾患や領域はありますか?

これも重要です。既卒理学療法士として秀でた領域があると好印象です。ただ、得意なことがなくても興味がある分野や楽しい分野があれば、そのことをアピールしましょう。

リハビリ経験

これまで真摯にリハビリテーション業務に従事してきたかを見極めるためにリハビリ経験や患者さんのことはよく聞かれるよ

今までで印象に残っている患者さんはいますか?

これはよく聞かれます。きちんと患者さんと向き合っていれば印象に残っているエピソードがあるはずです。ポイントはうまくいった患者さんのことでなくてもOKです。むしろ「1年目のときに担当した方のリハビリがうまくいかなくてそれでもぼくのリハビリを頼りに続けて来てくれてとても申し訳ない気持ちになりました。そのとき、とても悔しくてそこから同じ失敗を繰り返さないように必死に勉強するようになりました」みたないな感じの方が人間味があって好印象だと思います。

リハビリがうまくいかないときはどうしますか?

課題解決能力を問われています。対処方法は人によって違うので、自分が普段どうしているのかをイメージして回答しましょう。

患者さんのコミュニケーションで気をつけていることはありますか?

基本的なコミュニケーション能力を問われています。大きくズレたことを言わなければ、普段意識していることをいえば問題ありません。解答例はこんな感じです。「ぼくはラポール形成には第一印象が大事だと考えています。そのため、初回リハビリ時にはまず元気に挨拶してオリエンテーションを丁寧に心がけています。その方が今何を不安に感じていることが何のかを共感できるように意識しています。」

後輩育成

後輩育成ができる人材を探している職場だと聞かれやすいよ

今まで後輩指導をした経験がありますか?

後輩育成担当とかでなくても、普段相談に乗ったり、話を聞く機会があったのであれば「はい、あります」と答えましょう。

困っている後輩を見かけたらどうしますか?

正解はありません。どのようなプロセスで後輩に助け舟を出すのかを説明しましょう。

後輩育成に重要なことはなんだと思いますか?

これも明確な正確はありません。後輩の指導方法は人によって様々です。あなたが意識しているポイントがあれば、それを説明しましょう。後輩育成にこれといった自分の考えがないという方は中国のことわざ「魚を与えるのではなく釣り方を教えよ」を利用するといいと思います。個人的にこのことわざは気に入っているのですが、意味は「人に魚を与えれば1日で食べてしまうが、釣り方を教えれば一生食べていける」です。理学療法士は1人1人に合わせたアプローチを展開する必要があります。そのため、「こうすればいいよ」と魚を与えても、他の患者さんにそのまま適応できるわけではありません。テーラーメード式にリハビリ提供できるための思考過程を築くためのアシストをすることが後輩指導には重要です。

施設貢献

当施設にどんなことがしたいですか?

自分がやりたいことを言ってもいいですが、この質問の裏側には「どうやって施設貢献をしてくれますか?」ということが隠れていることを忘れずに回答を用意しておきましょう。

当施設の発展にどのように貢献できますか?

これはストレートに施設貢献について聞かれたパターンです。的外れなことを言っても反応は薄いです。極端な話療養型のデイサービスの面接なのに「スポーツ選手の競技復帰に貢献したいです」といったら「ウチのことを知っているの?」となってしまいます。事前にホームページなどで施設の特色を把握して自分ができそうなことを考えておきましょう。

前職の退職理由

前の職場を退職した理由を教えてください

よく聞かれる質問です。施設側は人間関係がうまくいかずに離職したんじゃないかと危惧しています。正直に回答すれば問題ないですが、「年収アップのため」はご法度です。

友人・交友関係

休みの日は何をしますか?

面接者が緊張を解きほぐすために聞いてくれることがあります。深く考える必要はなく簡潔に回答しましょう。

気分転換を図るときは何をしますか?

仕事がうまくいかないときに発散することができるか聞いています。これも適当に「カラオケ」「スポーツ」などと回答しましょう。

仲のいい友人とその人のいいところを教えてください

あまり聞かれることはないですが、ぼくは聞かれました。後で面接した人に聞いたところ、面接を受ける人はみんな自分のことやリハビリに対する考えは用紙しているけど、他人のことを聞かれるとうまく答えられない人が多くて素の部分が出やすいので面接で聞くとのことでした。実はこの質問はその人の人間関係を表すとてもいい質問です。外交的に仲間が多い人だといきなり聞かれても仲のいい友達の顔がふっと浮かぶはずです。また、友達のいいところをスラスラいえるということはそれだけ他者理解に優れていて職場や患者さん相手に良好な人間関係を構築できる人が多いです。今のうちに仲のいい友達のことを思い浮かべていいところを見つけておきましょう。

3.逆質問

何か逆に質問したいことがありますか?

面接の最後によく聞かれます。この質問は積極性をアピールする大チャンスです。間違っても「特にないです」はNGです。ポイントは「自分が施設貢献するために◯◯ということをしてみたいけど可能でしょうか?」というニュアンスの質問をすることです。面接であまり出しゃばった発言はいけませんが、積極性をアピールしておきましょう。

転職面接を攻略して採用を勝ち取ろう

理学療法士が転職するときの面接でよく聞かれる内容20選を紹介しました。

冒頭で話した通り、既卒理学療法士に求められることは新卒採用の理学療法士とは異なります。

意識してほしいポイントとしては下記3点です。

転職理学療法士が面接で問われるポイント
  • 施設貢献できるか
  • 後輩育成能力
  • コミュニケーション能力に問題がないか

即戦力としての活躍を期待されているので施設貢献は特に重要です。

事前に施設の特色を把握して自分が少しでも力になれることがないかを考えて面接に臨んでください。

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