上司ガチャでハズレを引いてしまい、毎日ストレスを感じている理学療法士・作業療法士の方は多いはずです。この記事ではPT・OTの職場に多い典型的な嫌われる上司の特徴10選を紹介します。また、嫌いな上司に打ち勝つ対処方法も紹介しますのでぜひ参考にしてください。
上司が嫌いすぎて泣けてくる
嫌われる上司の典型的な特徴と対処法を紹介するね
少しでもストレスを減らしたいなあ
簡単にできるからぜひ実践してみよう
パワハラ上司の定義とは
厚生労働省がパワハラを以下の6タイプに分けて定義しています。
- 身体的な攻撃
- 精神的な攻撃
- 人間関係からの切り離し
- 過大な要求
- 過少な要求
- 個の侵害
引用:パワーハラスメントの定義について|厚生労働省
例えば、上司が部下に対して人格を否定するような発言をした場合は2.精神的な苦痛に該当してパワーハラスメントになります。
パワハラに該当する上司は論外なので、すぐに他の上司に相談するか転職するようにしましょう。
ここからはパワハラ認定まではいかないけど、明らかに嫌われる理学療法士上司の特徴を紹介します。
嫌われる理学療法士上司の特徴10選
嫌われやすい上司の特徴をまとめてみました。
- すぐ感情的になる
- お気に入りスタッフをひいきする
- 嫌いなスタッフの悪口を言う
- 業務を他スタッフに丸投げ
- 他部署にはいい顔をする
- 介入内容をバカにする
- 自分に甘い
- 業務時間に副業をする
- SNSで忙しいアピール
- 意識高い系理学療法士
1.すぐ感情的になる
個人のイライラ感情をそのままストレートに出してくる上司がいると職場の雰囲気が悪くなります。
周りのスタッフが感情的な上司を気にしてしまいます。「機嫌も悪そうだし、今は質問しにいかないほうがいいのかな」と、遠慮して業務にも支障をきたすでしょう。
2.お気に入りスタッフをひいきする
特定の人をひいきする上司は、組織を率いていく立場として問題があり、嫌われやすい傾向にあります。
ひいきされない人間からすると不平不満が生まれ、組織としての一体感が生まれません。
人に対して好き嫌いがあって当然ですが、仕事でそれをあからさまにすると、部下にとっては迷惑であり、仕事に対してモチベーションも下がっていくでしょう。
3.嫌いなスタッフの悪口を言う
悪口をよく言う上司の印象は悪くて例外なく職場で嫌われます
人の悪口を言うという問題行動のある上司は、部下からも慕われにくいでしょう。
また、部下からすると「自分もこの上司にどこかで悪く言われているかも」と不安になり、上司を信頼できなくなってしまいます。
以前の職場の上司がこのタイプでした。
「◯◯くんって遅いよなあ!お前もそう思わない?」
このように、他スタッフの悪口をぼくに聞いてくるように言っていました。
返答に困りますし、同調もしたくないので、この絡みはとてもストレスでした。
4.業務を他スタッフに丸投げ
仕事を他人に押し付ける上司は権力を振りかざしている人という印象になりやすく、嫌われる確率が高いでしょう。
他人に仕事は押し付けて自分は暇そうにしていたり、人材育成のためだと自慢げに話したりする様子は、見ていて良い気分がしないものです。
上司が一生懸命に働いていて他部署との調整などで手が回らなくなり、仕事を振られるのは全然問題ありません。
しかし、明らかにヒマそうなのに、業務を部下に押しつけてくる上司は嫌われます。
5.他部署にはいい顔をする
PT・OTの職場で他部署にいい顔する上司は多いと思います。
外ズラがいいというやつです。
リハビリ室ではエラそうにしているのに、看護部などにはヘコヘコしていい顔をしている上司は嫌われます。
6.介入内容をバカにする
ろくに指導もせず(指導できない)に新人PT・OTの介入をみてケチをつける上司は嫌われます。
理学療法士の世界は閉鎖的なので、上司はどうしても自分ができている気になりがちです。
そのため、新人PT・OTのことを小バカにする上司も少なからずいますが、そういう人はすぐ新人に嫌われます。
7.自分に甘い
部下のミスには厳しく責め立てる割に自分のミスに甘い上司は嫌われます。
ミスは誰にでも起こりますが、その後の対応に甘さがあると部下は冷たい目でその上司を見るようになります。
8.業務時間に副業をする
理学療法士の上司だと管理業務と臨床業務が半々くらいという人もいます。
こういう上司は取得単位数が少なくなるので、他スタッフよりも空き時間があったりします。
そういったときに外部の仕事の資料作成など、業務時間内に関係ないことをしている上司は嫌われます。
9.SNSで忙しいアピール
最近はツイッターをしている理学療法士・作業療法士が増えています。
その投稿を見るとやたら自分は忙しいアピールをしている人がいます。
もし、上司がやたらSNSでやたら忙しいアピールをしていたら興ざめしますし、部下たちはその上司のツイートを見て小バカにすると思います
10.意識高い系理学療法士
やたら意識高い系の上司も一緒にいて疲れます。
仕事に真面目に取り組むのは当たり前ですが、「みんなで今後の医療を変えよう!」みたいなことをいわれると引いてしまいます。
モンスター理学療法士上司への対策5選
- 上司の性格を割り切って捉える
- 上司との接点を減らして視線に入らないようにする
- ゲーム感覚でモンスター上司を手玉にとる
- 反面教師にして自己成長の糧にする
- 同僚とグチを言いあう
1.上司の性格を割り切って捉える
上司へのストレスを溜めないコツの1つ目は、上司の人格や関係性を割り切って考えることです。
「この人はこういう人だ」と上司の人格を受け止め、仕事上の関係だと割り切りましょう。
仕事上の関係だと割り切ることで、必要以上に上司の顔色をうかがわなくてはいけないという義務感や、嫌われたらどうしようと悩むストレスから解放されます。
2.上司との接点を減らして視線に入らないようにする
上司へのストレスを溜めないコツの2つ目は、上司との接点を減らして意識しないようにすることです。
上司とのコミュニケーションを必要最低限にとどめれば、嫌な思いをする回数が少なくなります。
無理に上司と関わって「やはりこういうところが嫌いだ」と無駄な確認作業を繰り返さないためにも、接点をなるべく減らしましょう。
会話を必要以上に引き伸ばさないことや、プライベートに関わる踏み込んだ話をしないことによって、接点を最小限にとどめられます。
3.ゲーム感覚でモンスター上司を手玉にとる
上司へのストレスを溜めないコツの4つ目は、良い面を見つけてゲーム感覚で攻略することです。
相性がミスマッチな上司であっても、良い面を探せば1つや2つ見つかるかも知れません。
上司のことを知った上で、どう振る舞えばストレスが溜まらないかゲーム感覚で攻略することをおすすめします。
4.反面教師にして自己成長の糧にする
上司へのストレスを溜めないコツの5つ目は、嫌いなタイプの上司は「映し鏡」だと思って自分と向き合うことです。「鏡の法則」という言葉が示すように、相手の嫌いな部分には、自分自身の嫌いな部分が投影されているかも知れません。
上司の嫌なところを反面教師として自分を客観視すれば、ストレスの原因を冷静に見つめ、距離を取ることができます。
5.同僚とグチを言いあう
あなたが嫌いな上司は他のスタッフからも煙たがれていることが多いです。
自分だけで抱えこむのではなく、たまには同僚と嫌いな上司のグチを言い合ってみましょう。
「他の人も同じことを思っていたんだ」
ということが分かると気持ちが楽になるはずです。
上司の性格を変えるのは無理
PT・OTに多いモンスター上司の対策を紹介しましたが、あくまでその場しのぎです。
毎日、嫌いな上司と顔を合わせれば、ストレスを感じてしまいます。
とはいえ、嫌いな上司の性格や気質は長年に渡って形成されたものなので、根本的に変わることはほぼ不可能だと思ってください。
そのため、嫌いな上司とずっと働くよりも心機一転で転職してしまうのも一つの手です。
最近ではPT・OT専門の転職支援サービスがあって自分の希望条件にあった職場を見つけてくれます。
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ぼく自身、この転職支援サービスで希望通りの職場環境&年収アップを勝ち取りました。
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モンスター理学療法士上司にベストな行動を選択しよう
理学療法士・作業療法士で嫌われる上司の特徴を紹介しました。
最近は「上司ガチャ」という言葉があるように、嫌いな上司に出会ったのはあなたの責任ではありません。
今回、紹介した上司対策をしてみてそれでもしんどい場合は思い切って転職をするのも全然アリです。
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