【現役PT10年戦士が実感】リアルに理学療法士に向いている人の性格と特徴5選

自分は理学療法士に向いているんだろうか?

現役PTが実感している理学療法士に向いている人の特徴を紹介するよ

理学療法士になろうか悩んでいる人は自分が理学療法士に向いているのか気になりますよね?

この記事では「この人理学療法士に向いているなあ」と感じる人の特徴や性格を5つ紹介します。

職業ハンドブックにあるような「忍耐力がある」「協調性がある」「優しい」などの抽象的な内容ではなく、現役PTが現場で切に感じている内容となっていますので、ぜひ最後までご覧ください。

注意点

あくまで著者の独断と偏見に基づくものです。ある程度の信頼性はあると思いますが、あくまで参考程度にしてください。

目次

理学療法士とは

まず理学療法士のことを知ろう

はじめに理学療法士の仕事がどんなものかざっくり紹介します。

理学療法とは主としてその基本動作能力の回復を図るため、治療体操その他の運動を行わせ、及び、電気刺激、マッサージ、温熱その他の物理手段を加えることをいう。

引用:理学療法士及び作業療法士法|法令リード

法律によると理学療法とはケガなどをした人に対してリハビリテーションを提供することで基本動作能力の回復を図ることと定義されています。

背臥位から起き上がり、立ち上がって歩くまでの動作を「基本動作」と呼んでいる
※背臥位:天井向きで寝ている状態のこと

引用:基本動作障害に対する理学療法|理学療法学

ただし、この法律は昭和40年に制定されたものなので、時代の流れとともに理学療法士が果たす役割や仕事内容は当時のものとは大きく変わってきています。

わかりやすい例で言うとスポーツ選手に対するリハビリです。スポーツ選手に対するリハビリのゴールはその選手が再び競技に復帰することと再発予防することです。そのためには歩くなどの基本動作能力の獲得だけでは当然不十分で競技中のフォームや体の使い方のチェックや修正が必要になります。

いずれにしても理学療法士は一人でもくもくと作業することはなく、相手とコミュニケーションをとりながらリハビリを円滑に進めていくことが重要になります。

理学療法士に向いている人の特徴と性格5選

理学療法士に向いている人の特徴を5つ紹介するよ

1.雑談力が高い

1つ目は雑談力が高いということです。

しかも、この雑談力は特定のカテゴリーの人だけでなく、いろいろな年代や趣味嗜好を持った人と会話を成立させる能力を持っていることが望ましいです。

例えば、おばあちゃんと話すのは得意だけど仕事バリバリしている男性は苦手みたいな方は多いと思います。

理学療法士は色々なバックグラウンドを持った方を有無をいわさずに担当することになります。そのため、ありとあらゆる人とお話しできる能力があると仕事をするのが楽になります。

ただし、高齢者施設などは高齢者の方しか話すことがほとんどないので、このような場所に就職すれば、該当する特定のカテゴリーの人と上手に話すことができれば問題はありません。

一方、整形外科クリニックなどいろんな患者さんがくるところに就職する場合はどんな人とでもある程度雑談できる能力は必要になります。

人間なのですべての人とウマが合うことはありませんが、だれとでも気楽にそこそこ雑談ができるようになっておきましょう。

2.低姿勢が苦じゃない

2つ目は低姿勢が苦じゃないということです。

病院内で理学療法士の序列は基本的に低いものです。

イメージはこんな感じです。

お医者さん>看護師さん>>>理学療法士

そのため、仕事中に冷たくあしらわれることもまれにあります。

そのため、王様気質で自分がNo1がいい!という方にはあまり向いていません。

3.柔軟な発想力

次は理学療法士のスキルを伸ばすうえで大切だと感じている特徴です。

理学療法士はリハビリを提供して人の動きや動作を改善していく仕事です。

生身の人間なので、みんながみんな同じリハビリメニューでよくなることは当然ありません。

この前の人にはうまくいったけど今回は全然よくならない

こんなことは日常茶飯事です。

ここで重要になってくるのは教科書で学んだことをひたすら繰り返すのではなく

「この人の場合はどうすればいいんだろう?」

ということを頭の中で張り巡らせて想像することが大切です。

4.教科書人間じゃない

さきほどの柔軟な発想力にもつながりますが、教科書人間じゃないということは超重要です。

どういうことかというと、高校生のときに教科書の公式や単語だけを機械的に丸暗記して勉強する人いませんでしたか?

こういう人はテストで基本的な計算問題だと機械的に公式を当てはめることで答えを導くことはできます。

しかし、公式がちょっと変形されて出題されると公式を当てはめることができないので、答えを導き出すことができません。

理学療法士もこれと全く同じです。

むしろ数学よりも理学療法士の方がより教科書人間は苦労すると思います。


さきほど話したとおり、理学療法士が相手にするのは生身の人間です。教科書に書いてるリハビリメニューを実行してうまくいくことは少ないです。もちろん教科書に書いてあることは前提知識として知っておくべきですが、そのうえでその人に合ったリハビリメニューを作成したりする必要があります。

思考停止で型だけを暗記するのではなく、その公式になぜなるのか?という背景だったり論理を学ぶ姿勢が必要ということです。

普段から本質をつかみにいっているクセがついている人は理学療法士に向いていると思います。


現役理学療法士の方で教科書の内容から派生させて想像的に思考するのが苦手な人はクリニカルリーズニングを学ぶことを強くオススメします。

クリニカルリーズニングは理学療法介入における一連の思考プロセスのことです。

クリニカルリーズニングの概念を学ぶことでスマートに理学療法介入することができるようになります。

クリニカルリーズニングについては下の記事でくわしく解説しているので、そちらをご覧ください。

5.知的好奇心が旺盛

最後は知的好奇心が旺盛ということです。

理学療法士をしているとどんどん新たな知見が出てきたり、なんだか分からない用語を先輩が使っているのを耳にしています。

そういった自分の分からない言葉や用語が出てきたときに知的好奇心がある人は興味を持ってサクッと調べます。

そこで新たな知識をゲットすることができ、その積み重ねが優秀な理学療法士の道へとつながっていきます。

今や簡単な情報であれば、スマホでググりさえすれば、数秒で情報を手に入れることができます。

昔のようにわざわざ図書館にいって参考書や教科書を開く必要もありません。(もちろん詳しく専門的に学ぶ場合は必要)

そのため、知らない情報に対して興味を持てるかというちょっとした知的好奇心が重要です。

普段から「あれ?これなんだろう?」と思ったらスマホでポチポチ調べる人は理学療法士に向いているのではないでしょうか。

「向いていない」と気にしなくてもOK

理学療法士に向いている人の特徴や性格を5つ紹介しましたが、いかがだったでしょうか?

「自分には全然当てはめらなかった」

という人も心配はありません。あくまで個人的見解なので、該当しなくても素晴らしい理学療法士の方は星の数ほどたくさんいます。

ただし

3.柔軟な発想力

4.教科書人間じゃない

5.知的好奇心が旺盛

この3つに関しては間違いなく大切な要素なので意識的に改善や向上に取り組むことをオススメします。

理学療法士学生のときやっておいてよかったこと3選

最後に学生のときにやっておいてよかったことを3つ紹介するよ

1位:濃い友達を作る

1位はやはり友達です。

就職すると年々友達と会う機会は減ってしまいます。しかし、職場でうまくいかないときや結果が出ないときに相談に乗ってくれるのは友達です。

理学療法士の学生時代の友達は他学部の大学生とは違い、大半が同業者です。

そのため、就職後の困りごとなどに共感されやすく、解決法も教えてくれます。

ぜひ、学生時代にかけがえのない友達をたくさん作ってください。

2位:旅行

意外にも第2位は旅行です。

ぼくは温泉旅行が大好きで学生時代は友人と青春18きっぷを駆使して九州1周や東北1周などをしました。

現地で名所やおいしいものをたくさん食べました。

リハビリの対象になるおじいちゃん・おばあちゃんの中には旅行好きな方がとても多いです。

旅行経験が豊富だと旅行の話ですぐに打ち解けて心の壁を取り除くことができます。


学生時代は旅行に限らずたくさんの経験をするべきだと強く感じています。

記事の前半で話したように理学療法士はいろんな人とコミュニケーショをとる必要性がある職業です。やはり、なんかしらの共通の話題があると話が盛り上がりやすく、リハビリも円滑に進めやすくなります。

2位:英語の勉強

第3位は英語の勉強です。専門的に調べようとするときに文献を読む機会が出てきます。このとき、英語論文では日本論文には書いていない新しい知見や興味深い内容がたくさんあります。

英語が苦手だと英語論文を手にとって読む気すら起きないと思います。

これでは知識を蓄えるうえでの重大な機会損出になってしまいます。

最近は無料で使える翻訳ソフトもありますが、ツールに英文をつっこんでいみると和訳が結構ずれていることが多いです。

英語をある程度読めると知識向上には大きく有利になります。


個人的には英語をペラペラに読める必要はないと思います。ある程度の単語や文法知識があればなんとなく内容を理解することは可能です。

アルファベットを見るだけで頭が痛くなる

こんな人は今のうちから少しずつでいいので英語になれることから始めてみてください。

理学療法士に向いているかよりも楽しめるかの方が大事

さんざん理学療法士に向いている人の特徴や性格を紹介してきましたが、自分が楽しく興味を持って仕事に取り組めそうであればなんの心配はありません。

みなさんが後悔のない人生を送るための少しでも参考になれば大変うれしく思います。

この記事が気に入ったら
いいねしてね!

よかったらシェアしてね!
目次
閉じる